FIPとは?
FIP(猫伝染性腹膜炎)は、猫コロナウイルス(FCoV)が変異することで発症する致死率の高い感染症です。FIPには2つの主要なタイプがあり、「ウェットタイプ」と「ドライタイプ」に分類されます。本記事では、より診断が難しく、見逃されやすいFIPドライタイプに焦点を当て、症状や治療法を詳しく解説します。

FIPドライタイプの特徴
ウェットタイプが腹水や胸水の蓄積を特徴とするのに対し、ドライタイプは臓器に肉芽腫(しこり)ができるのが特徴です。この違いにより、診断が困難になりがちです。ドライタイプでは、以下のような症状が現れます。
FIPドライタイプの主な症状
食欲不振と体重減少
慢性的な発熱(抗生物質が効かない)
元気がなくなる、動きが鈍くなる
神経症状(ふらつき、発作、瞳孔異常など)
眼の異常(炎症、視力低下など)
FIPドライタイプは多臓器に影響を及ぼすため、症状は猫によって異なります。特に神経症状や眼の異常がある場合は、より進行が早い可能性があります。
FIPドライタイプの診断方法
FIPの診断は難しく、単一の検査だけで確定することはできません。そのため、以下の方法を組み合わせて診断が行われます。
血液検査:白血球の増加、貧血、蛋白比の異常などを確認
PCR検査:FCoVの遺伝子を検出(ただし、確定診断にはならない)
画像診断(超音波・CT):臓器の腫れや異常の確認
タンパク電気泳動検査:グロブリンの増加を確認
FIPドライタイプの治療法
かつてFIPは「治らない病気」と考えられていましたが、近年では**抗ウイルス薬「GS-441524」**を用いた治療が成功を収めています。
FIP治療のポイント
1. GS-441524による治療
約84日間の投薬が標準的
体重や症状によって投与量が異なる
早期発見・早期治療が鍵
2. 支持療法(補助治療)
栄養管理と免疫サポート
症状に応じた対症療法(解熱剤やステロイドなど)
適切な水分補給
FIPドライタイプの治療成功率
GS-441524の登場により、80%以上の猫が回復することが報告されています。ただし、
早期治療の開始
適切な投薬管理
治療後の健康管理
が重要です。
CureFIP Japanで愛猫に最適なケアを
FIPはもはや「治らない病気」ではありません。CureFIP Japanでは、最新のFIP治療情報を提供し、あなたの大切な愛猫をサポートします。FIPドライタイプと診断された場合も、適切な治療を受けることで回復の可能性があります。
愛猫の健康を守るために、早期発見・早期治療を心がけましょう!
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